過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
1- 20
5: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/09/07(水) 19:13:51.08 ID:9SBqwW9h0

 初めてその話を切り出した時の彼女の視線の先、
 冷房をガンガンに効かした事務所内の談話スペースで、

 ナイターを見ながらビール片手に騒ぐ大人達の姿を、
 俺は今でもハッキリと覚えている。


『冷房さえ使えないようにしておけば、事務所の中は蒸し風呂と同じですから。
 そうすればいくら彼女達でも、暑さに負けて退散するでしょう?』

『ちひろさんのその言い方、まるで害獣の燻し出しですね』

『支出の管理からご近所さんとの付き合いまで任されてる身として言いますけどね。
 仕事が終わると毎夜のように飲めや騒げや、騒音・暴走・挙句に光熱費のかさ増しまでされちゃ、
 いくら気の良い私でも、頭抱えて追い出したくなりますよ!』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
35Res/16.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice