過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー!
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823:KASA[saga]
2017/03/01(水) 01:00:14.46 ID:/JAfxoxAO
ルミ・まほ・みほ、情報交換。
家元→娘が流産をしてしまったとしても、それはそれで一つの解決なのだと覚悟している。娘の心のケアに万全をつくすのみ。
愛里寿隊長は→産んであげなきゃ申し訳ないと思ってる。
大学選抜→センチュリオン他一部の車両が接収されてしまった。トホホ。
「隊長と一緒に赤ちゃんを抱いてあげたい。けど、万が一流産してもやっぱり隊長の側にいるつもりよ。こんな風に関わっちゃったんだから。んー、そうねぇ……家元と一緒に隊長の将来の旦那さんを見極めるまで、あるかなぁ〜」
→まほ、みほ、顔を見合わす。
→色んな考え方があるんだねお姉ちゃん……。
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夜、晩飯を食べ終わった頃。
母が来た。
電話でぶちまけた後の初対面だったので、少し意識してしまう。
エリカさんは母が機嫌よかったといってるけど、今は特にかわりない様子。
ちなみに、まほやエリカもまだみほの発言は知らない。
「少し話をしましょう」と、母に中庭へ連れ出される。
池のほとりのベンチ、に母子ならんで腰掛ける。雲が多くて月はない。
少し緊張する。
でも、母と二人でいられることが、今は嬉しい。
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しほ「今一度あなたに確認をします。電話でのあの発言は本心ですか?」
しほ「一時の感情や、生半可な気持ちで言ったのではないと──そう理解していいの?」
みほ「あの、……は、はいっ」
みほ「一度目の入院検査の後、最初に熊本に帰ったときからずっと、お母さんに相談しようって、思ってた。だから、決して一時の感情なんかじゃありません」
しほ「そうですか」
しほ「……貴方はきちんと私に頭を下げた」
しほ「ならば、今度はこちらがそれに答えねばならないわね」
みほ「じゃあ……」
しほ「ですが──」
しほ「一つ、貴方に聞いておきたいことがある」
みほ「え……?」
しほ「貴方が熊本へ戻るのは──」
しほ「子供の為?」
みほ「……。赤ちゃんのためじゃ……それじゃだめなの……?」
しほ「あぁ、いえ……ごめんなさい、変な言い方をしてしまったわね。そう思うのは親おして当然だし、あなたは正しい判断をしている。」
しほ「ですから、貴方が熊本へ帰ってくるというのなら──私はいつでも貴方を迎えます」
みほ「……!」
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