26:名無しNIPPER[saga sage]
2016/09/07(水) 23:38:15.87 ID:4GoJhFxk0
「いえ……。ただ、Pさん、お顔が真っ赤ですよぉ?」
「それお前もだからな」
すっぱりと言い切られ、思わず恥ずかしくなって下をむいてしまいました。もう既に真っ赤な顔は見られているので手遅れだと思いますが。
「……本当に」
「……」
言い出したまゆの言葉をPさんは静かに待ってくれます。
「本当に、まゆでいいんですか?」
「あぁ」
「まゆ、自分で言うのもなんですが面倒くさい娘ですよ?」
「大丈夫だ、俺も相当面倒くさい人間だから」
「……Pさんにならもっといい人が見つかると思いますよ?」
「残念ながら恋愛的な好意で言えば、俺のこれまでの人生で出会った全ての女性はお前の足元にも及ばない。それはこれからもだ」
「事務所に限ってももっといい人がいると思いますよぉ? ほら、ちひろさんとか……」
「だから言ったろ、お前を前にしては霞むって」
「本当に……本当に……まゆがPさんの一番で、いいんですか?」
「当たり前だ。お前以外はあり得ない」
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