29:名無しNIPPER[saga sage]
2016/09/07(水) 23:45:04.25 ID:4GoJhFxk0
今度は指で言葉を遮るなどという無粋なことはしません。
けれど、押すタイミングだけは絶対に間違えません。
「まゆはもう、身も心もPさんの物なんです。だから、我慢する必要なんて――ないんですよ?」
キスした時以上の高さが必要になって、ほんの一瞬しか保つことが出来なかったし。
涙のせいで若干声がかすれていたのは残念だったけれど。
精一杯の背伸びと共に繰り出された耳元での囁きは、Pさんにはどうやら効果抜群だったようで。
「……俺だけのものに、するからな」
目の色を変えたPさんにまゆはソファーに倒されました。
抵抗はしません。まゆは、貴方だけの物なんですから。
「愛してるよ、まゆ」
「はい、まゆもですよ、Pさん……」
これから先何があっても、ずっと、ずーっと、貴方だけを見つめ続けていきます。
だから――よそ見なんて、しないでくださいね?
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