83:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:47:04.02 ID:RB8vcbK3O
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同日深夜 医療所
84:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:48:28.84 ID:RB8vcbK3O
盗賊「……俺にも魔術が使えりゃあなぁ」
治癒師「魔術が使えなくとも、ご家族が傍にいれば力になります」
85:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:52:33.01 ID:RB8vcbK3O
治癒師「ところで、他のご家族は？」
盗賊「……妹がいる。現場を見せるわけにはいかねえから、家に置いてきた」
86:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:53:59.51 ID:RB8vcbK3O
盗賊「……ありがとうございます」ｻﾞｯ
ｶﾞﾁｬ…ﾊﾟﾀﾝｯ……
87:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:54:52.42 ID:RB8vcbK3O
盗賊「巫女のやつ、一人で眠れてっかな」ｽｯ
ｶﾞﾁｬ…
88:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:55:50.93 ID:RB8vcbK3O
巫女「？」
盗賊「酒場の店主が倒れたんだ。目を覚ますまで傍にいようと思う」
89:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:57:25.99 ID:RB8vcbK3O
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店主「……ん…此処は…」
90:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:59:07.62 ID:RB8vcbK3O
店主「そうなのか」
治癒師「ええ、容態が安定しても、目を覚ますまでは離れないと言ってね」
91:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 23:00:11.51 ID:RB8vcbK3O
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盗賊「……動けない？」
92:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 23:01:03.61 ID:RB8vcbK3O
治癒師「進歩したとは言え、魔術は万能ではない」
治癒師「まして欠損部位を接合するなんて至難の……いえ、神業と言っていい」
93:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 23:02:19.81 ID:RB8vcbK3O
治癒師「……分かりました」
治癒師「早めに戻って下さい。妹さんが心配しますから」
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