過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」
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933: ◆4RMqv2eks3Tg[saga]
2016/11/15(火) 16:13:00.45 ID:TGB96GJmO

特部隊長「命令、命令か、そうだな……」

特部隊長「強いて言うなら、何もして欲しくない。戦うこともして欲しくない」

特部隊長「あなたを軍に縛るようなことはしたくないんだ」

特部隊長「精霊。あなたは自由になりたくて体を捨てたと言った」

特部隊長「だから俺は、その自由を奪うような真似はしたくない」

特部隊長「……待ってくれ」

特部隊長「精霊。この紅茶は、とても美味しかった……」

特部隊長「……気が向いた時で構わない、あなたが良ければ、また紅茶を入れてくれないか」

特部隊長「願いが小さい?」

特部隊長「そんなことはない。俺にとっては大きすぎる願いだ」

特部隊長「……はぁ…真剣に言ったんだ。笑わないでくれ」


変わりゆく二人 終



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