過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」
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938: ◆4RMqv2eks3Tg[saga]
2016/11/15(火) 22:11:57.07 ID:IIUbV/9gO

巫女「勿論、今は違うぞ?」

巫女「鬼姫が距離を詰めてくれなければ、わたし達はこんな風に話すこともなかっただろう」

巫女「……今更だが礼を言う。ありがとう」

鬼姫「鬱陶しいか…のう、巫女よ。王も、妾を鬱陶しいと思っておるのだろうか?」

鬼姫「今も相手にされぬまま、こうして放って置かれておる。妾は心配じゃ……」

巫女「……やめよう」

鬼姫「うむ、そうじゃな。そろそろ飽きてきたところじゃ。次は何をして暇を潰す?」

巫女「少し地下街を歩いてみないか? このまま部屋にいても退屈だ」

鬼姫「……だ、駄目じゃ、それはならん」

巫女「ん?」

鬼姫「なら『ぬ』」

巫女「言い直しは無しと決めたはずだ。この勝負も、鬼姫の負けだな」

鬼姫「ぬぅ…もう一度じゃ!もう一度やるぞ!! 妾ばかり負けておるではないか!!」

巫女「はぁ…仕方ないな。もう一回だけだからな?」

鬼姫「くひっ…次は負けぬ。必ずや勝ってみせようぞ」


終わりなき退屈 つづく




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