4: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/08(木) 21:13:12.57 ID:GPrN279J0
――大洗軍駐屯地・夏口――
まほ「お初にお目にかかる、大洗軍会長、角谷杏」
杏「初めまして。建業からわざわざ来てくれてありがとね」
まほ「それと……、みほ、久しぶり」
みほ「うん……、久しぶり、お姉ちゃん」
杏「いやー、感動の再会ってやつかな?……邪魔して悪いんだけどさ、こんな時期にわざわざにケイの弔問に、それも荊州を支配する大野ちゃんじゃなく、丸山ちゃんの方にきたってことは、なーんか裏があるんでしょ?」
まほ「さすがに、大洗軍を率いてこれまで戦ってきただけのことはある。単刀直入に言う。我々江東と同盟して、カチューシャ軍と戦ってほしい」
杏「江東と同盟?なんでまた。江東には、水軍都督の逸見エリカ率いる、最強の水軍があるはずでしょ?うちみたいな弱小と手を結ばなくてもいいんじゃない?」
まほ「恥ずかしい話が、江東は降伏派と抗戦派で割れている。大洗軍は弱小とはいえ、カチューシャ軍と敵対して今まで生き残っている唯一の軍。それに、数も2万まで増えたと聞く。これが味方に付いたとなれば、少しは抗戦派の有利に働くはず」
みほ「江東……トップの澤さんはどう考えているの?」
まほ「彼女も迷っている。まだ幼いが、優秀だ。それゆえに、見たくないものまで見えてしまう。先主ならば、そのようなことはなかったのだけれど」
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