過去ログ - 【モバマスSS】お題は星の数だけ 10夜目
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62:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:33:26.92 ID:NiIIkF8I0
「私がおばあさんになったら、お世話してくれますか?」

震えながら、くすりと笑って冗談を言ってくる

お前の世話なんて楽勝だ、任せておけ、そう胸を張って言いたい
以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:36:46.95 ID:NiIIkF8I0
藍子の柔らかさと匂いで荒んだ気持ちが少しずつ落ち着いていく

小さな手で優しく頭も撫でてくれている

その気持ちに情けなく感じ、同時に嬉しくも感じた
以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:40:10.86 ID:NiIIkF8I0
「な、なんでもないですっ! 貴方が大丈夫なら良いんです」

顔を赤くしながら慌てる藍子がたまらなく愛おしい

「はは、藍子は甘えん坊だからな」
以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:43:20.29 ID:NiIIkF8I0
「よしよし」

藍子の撫で心地を堪能していると、アラームが部屋に鳴り響いた

「あっ……」
以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:52:27.82 ID:NiIIkF8I0
「もうすこし……」

「ファンを待たせないようにな?」

意地悪なことをいってやる
以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 14:57:33.88 ID:NiIIkF8I0
「ぷは……ぁ」

唾液がつぅっと一筋の糸を作る

顔を赤くして瞳を潤ませる藍子に興奮を覚えた
以下略



68:名無しNIPPER
2016/09/09(金) 15:00:47.33 ID:NiIIkF8I0
プロデューサーさんの病室を出て、ぺたりと座り込んでしまう

さっきまで感じていたあの人の体温が徐々に消えていく

それがたまらなく怖くて、震えを止めようと自分の体を抱きしめる
以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 15:12:57.17 ID:NiIIkF8I0
皆が、ファンの人たちも待ってる

行かなくちゃ、プロデューサーさんのためにも

ゆっくりと立ち上がり、涙を拭って前に進む
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 15:26:44.47 ID:NiIIkF8I0
――トラブルもなく、そろそろ私の番がやってくる

今まで何度も歌ってきた私の持ち歌

ダンスのステップだって数え切れないほどこなしてきた
以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 15:35:58.59 ID:NiIIkF8I0
光り輝くステージ、なにもかもキラキラしてとても綺麗

私の声とダンスにファンから大きな声援が上がる

あの人が育てくれた私というアイドルが皆を笑顔にしている
以下略



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