7: ◆30lx83ehPU[saga]
2016/09/08(木) 23:22:34.56 ID:0Fv56GWFO
知っている声がした。
苛ついた。
救われた。
静かなこの苛々する空間の空気を、たった1人で大きく震わせた。その事実だけで不愉快だった。
明るいその声色が、雑念の折から抜け出させてくれた。ここに着いて初めて周りの景色が見えた気がした。
「………友紀」
「やっほ、プロデューサー!今帰り?」
視線もやらずにその声の主の名を呼ぶと、いつも通りといった様子で隣に座るのが視界の端に映った。
邪魔だ。
安心する。
うるさい。
気が紛れる。
どこかへ行ってくれ。
1人でいるよりいいかもしれない。
助けてくれ。
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