過去ログ - 末原「コレデイイノダコレデイイノダ」洋榎「ホンマにそれでいいんか?」
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94:名無しNIPPER[saga]
2016/10/09(日) 00:34:05.44 ID:nUhxB8qy0
  10年後  演芸場にて

  ワイワイ ザワザワ ガヤガヤ ニシシシシ

洋榎「ふぅ、こういうとこ初めてだな」

絹恵「そうやね、普段こういうとこは用がないからね」

あの夏の大会から10年が経ち……洋榎たちはすっかり大人になっていた……

洋榎「しかしけっこう人いるな、人気あるんだなぁあいつ」

絹恵「お姉ちゃん結局関西弁に治らんかったね、催眠術解けなかったんかな」

洋榎「もう諦めたよ……どうせいま関東のチームにいるしこれでもいいよもうあたいは……」

絹恵「代行はそのうち自然に解けると言うてたのにね」

洋榎「あのババァの言うことは嘘ばっかだ、存在自体がデマだろあいつ」

絹恵「いまや日本を代表する雀士やのにね代行……って!ちょっと!」

洋榎「どうしたんだ絹……ばっちぃ劇場だしゴキブリでも出たのか?」

絹恵「ガンバ今日も勝ってるやん!ムキーッ!このままやとまた今年もガンバの優勝やで!」

洋榎「絹もまったく催眠術解けてないじゃんか……しかしまさか藤ヶ谷が監督としてガンバ大阪をJリーグ5連覇に導くとは……夢にも思わなかった……」

絹恵「くやしいー!!」ジタバタッ!

  チャンチャカチャンチャンチャカンチャチャンチャン♪

洋榎「あ!始まるぞ絹!静かに!」

舞台の緞帳が上がっていくとそこには……

由子「えー皆様方、えーどうも今北亭野ん陽でございますのよー」

なんと真瀬由子が座布団の上で鎮座していたのだ……!

由子「しかし今年も暑くなってきましたななのよー、夏と言えば怪談なのよー、幽霊とか妖怪の類は本当に怖いのよー」

そう真瀬由子は落語家として活動していたのだった……

由子「怖いと言えば幽霊ですが、昔大坂の下町にマカロンが怖いという変わり者がいたのよー」


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