過去ログ - 【ガルパン】優花里「ENDLESS SUMMER NUDE」 -SS速報VIP

過去ログ - 【ガルパン】優花里「ENDLESS SUMMER NUDE」

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11:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:23:22.44 ID:5sfirbm1o
「それがどうかしたか」

「これで来たってことは、側車に乗るのは優花里さんで…」

「ああ。みほは後ろに乗れ」

12:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:26:09.91 ID:5sfirbm1o
私は背筋を伸ばし、できるだけ元気良く大きな声で挨拶しました。

姉上殿にはこれまで試合の時に会ったことがありますが、直接話をするのは初めてです。

「君のことは聞いている。妹が世話になっているな」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:27:39.63 ID:5sfirbm1o
「えーと……よろしいので？」

「それも妙な言い方だな。もっと普通に喋ってくれないか」

「はあ」

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:29:06.89 ID:5sfirbm1o
西住殿が、くふっと少し笑いました。

この日、初めて見た笑顔でした。

「お姉ちゃんがそんなこと言うの、初めて聞いた」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:30:51.19 ID:5sfirbm1o
私たち3人の乗ったBMW R75が、田んぼの中にまっすぐのびた道を走って行きます。

サングラスをかけた姉上殿が運転。

私が側車。これの後部にはトランクがあり、西住殿と私の荷物はそこへ入れました。

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:33:54.66 ID:5sfirbm1o
西住殿の御実家は想像していたとおり、とても大きなお屋敷でした。

自分の部屋へ行く西住殿と別れて、私は建物の中をお手伝いさんに付いて行きました。

泊りがけで来るお客さん専用の部屋があるそうで、そこを使わせてもらうのです。

以下略

17:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:35:19.06 ID:5sfirbm1o
シャワーを浴びて、部屋に備え付けのバスタオルを使わせてもらいました。

全開にした窓のそばへ椅子を置いて座り、外をぼーっと眺めます。

エアコンは必要ありませんでした。暑いですが、街なかで感じるような嫌な暑さではないのです。

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:36:22.56 ID:5sfirbm1o
「私、この部屋に泊まらせてもらっていいんでしょうか」

こう言うと、西住殿が微笑んで答えました。

「もちろんだよ。優花里さんはお客様なんだから」

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:37:42.82 ID:5sfirbm1o
それを聞いて私はテンションが一気に上がりました。

「いっ、いいいいんですか！？」

「優花里さん、また“い”が多過ぎ」

以下略

20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 19:39:19.21 ID:5sfirbm1o
西住殿が怪訝な顔をしました。

「どうして？」

「だって私は今、確かにこのおうちのお客さんでしょうけど…」

以下略

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