過去ログ - 白坂小梅「溜め池からの呼び声」
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2:名無しNIPPER
2016/09/09(金) 20:19:31.20 ID:mHQTk8ix0

そこでようやく目が覚めた。
最悪の寝覚めだ。
視認せずとも全身に嫌な汗が迸っているのはわかった。
寝る前に点けたエアコンはいつの間にか停止していたようだ。

「はぁ…暑いせいで嫌な夢見たな…」

何故だか今日は目覚し時計が鳴らなかったらしい。
お陰でいつもより遅い起床になってしまった。
朝食は…食える時間じゃないな。
それと、ヒゲは事務所で剃るしかないか。
とにかく活動を始めなければ。

汗で張り付く衣服を脱ぎ捨て、風呂場へと向かう。
早くシャワーを済ませて出社しないと…

それから…ベッドのシーツが異様に湿っている気もしたが、おそらく俺のせいだろう。
あれも洗濯しなきゃな…





「おはようございまーす」

「あら、おはようございます」

「お、おはよう…」

急ぎ気味に事務所へ飛び込むと、ちひろさんと小梅が出迎えてくれた。
そう、今日は朝から小梅とロケに行く予定があったのだ。
本来なら早起きして色々と準備したかったのだが…

遅れてきた俺を咎めるように小梅は俺をじっと見ている…

「Pさん、首…」

「ん?首…?」

どうやら睨まれていたわけではなかったようだ。
小梅に指摘された通り、首を触ってみると微かな痛みがあった。

「首、赤いよ…?」

近くの鏡で確認してみると、なるほど首が赤く腫れているようだった。
ミミズ腫れ、というほどではないが、そこには掻きむしったような跡がくっきりと残っていた。
今朝の夢を思い出して薄気味悪くなったが、何とか平静を取り繕い、小梅の方へと向き直る。

「ああ…今朝ちょっと変な夢を見てた。うなされた時に引っ掻いてしまったのかもしれん」

「変な、夢…?」

「まあ移動中にでも説明するよ。とりあえず俺はヒゲを剃らないと…」

逃げるように俺は事務所の洗面所へと向かった…


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