過去ログ - 提督「長門は命の恩人だ」長門「提督は私の恩人だ」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:03:56.29 ID:6DhlamFP0
長門に伝えたかったこの思い、叶わないかもしれないが、ここで君に伝えます










「貴女は俺の恩人です」

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:08:03.44 ID:6DhlamFP0
俺が提督になる前に、貴女に出会った

ボロボロになっていた貴女は目を腫らし一般人の俺にこう言ったね

「……私の…私の仲間は………いるのか…」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:10:51.75 ID:6DhlamFP0
流石に関わりがほぼ無いとはいえ見捨てるわけにもいかなかったので「待ってろ、軍の人に話してみる」と言ったけど

貴女は泣きながら

「行きたくない…」と言った
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:14:37.09 ID:6DhlamFP0
一応女性なので、胸などは触らず手当をした

軍にも関わってもいない、医者でもないから手当は下手だろうけど、昔ヤンチャして御袋にしてもらったのを思い出して手当てした

翌日貴女は「ここはどこだ!?」と驚いていたね、どうやら俺と会ったのは覚えていないらしい
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:19:19.71 ID:6DhlamFP0
その後、ご飯を食べさせ終わると、軍の人が来た

俺のイメージでは軍の人は厳しく、自分勝手のイメージがあった

だがその軍人は頭を下げ言った
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:22:51.41 ID:6DhlamFP0
「艦娘、という存在は…機械でもあり、人間でもある」

「これは詳しくは言えないが色んな方法で艦娘を作れる、それを悪用し、この長門率いる艦隊が無理やり出撃されたのだ」

大体は分かった、泣いていたのは辛さもあったんだね
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:25:40.36 ID:6DhlamFP0
「待ってください!確かにこの子は助けましたが軍の知識もほぼ無く、指揮能力は0!体力は……まぁ…普通の奴が…無理ですよ!」

「大丈夫だ、君がOKと言うなら上の奴に無理でも了承を取る」

「……何で僕なんですか…?他にも、なりたい人はいるでしょうに」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:27:25.27 ID:6DhlamFP0
「……後悔、しませんか」

「しないよ」

「…………貴方は、艦娘の事をzy「女性と見ている」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:30:12.90 ID:6DhlamFP0
長門の目から、涙が落ちる

「ど、どうしたんだ!?傷が痛みだしたか!?すまん、俺の治療が…「違う…」

「私の事を女性として見てくれて、嬉しかった」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 22:32:31.46 ID:6DhlamFP0
「…1つ質問をしていいですか」

「…答えれる範囲で、だが」

「その横須賀の鎮守府の提督は今どこへ…?」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 02:36:18.59 ID:At0p/thNO
期待
続けて続けて


12:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 10:51:36.14 ID:SSwm/6ybo
(何がとは言わないが)酷い話だな


13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 11:57:54.09 ID:2K76GaBU0
「き、君……流石にそれは無茶だと思うが…」

「いいえ、貴方やこの子の意見が正しいなら他の子も奴隷扱いされていると思います」

「勝手な意見ですが……この子以外の艦娘も、酷い目に会されていると思います」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:03:40.77 ID:2K76GaBU0
「君は指揮能力は0と言ったが、そこは私に任せてくれ」

「私も1人の軍人だ、艦娘の事は君より知っているし何人も部下がいる」

「分かりました」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:09:05.16 ID:2K76GaBU0
「はい!」

こうして俺たちは、決戦に備えて準備した─


以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:09:58.84 ID:2K76GaBU0
提督に伝えたかった、この思い、叶わぬがも知れないが、ここで貴方に伝えます




以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:11:29.52 ID:2K76GaBU0
私はその後…鎮守府に一足先に戻った

先に沢口少将から事情を聞いていたようなので普段通り中に入った

見覚えのある入り口、穏やかな海、白い雲


18:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:13:57.04 ID:2K76GaBU0
だが、鎮守府の中で受けた暴行・暴言は忘れなれない

気持ちを押し殺して執務室に入ると

我が妹がいた
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:17:25.48 ID:2K76GaBU0
他の艦娘が集う食堂に行くと見覚えのある仲間が泣きながら寄ってきた

「長門さん…心配したんですよ…」

「無事に戻ってきてくれて嬉しいよ…」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 12:20:21.02 ID:2K76GaBU0
続いて男勝りの艦娘、天龍が言った

「その後なんて言ったか分かるか?あの少将」

「彼が大本営に喧嘩を売るそうだ、無論私は軍の人間も協力する」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 22:08:29.98 ID:2K76GaBU0
「決まりだな」

艦娘が次々に口を揃えて言う

「「「「大本営に乗り込むぞ!」」」」
以下略



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