2:名無しNIPPER[sage]
2016/09/11(日) 00:34:06.52 ID:VBEDWUEKO
女「いたれりつくせりだな」
女「なにか裏があるんじゃねーのか」
黒服「そう睨まないでくれ」
黒服「ただ、救いの手を差し伸べたいだけなのさ」
黒服「特異な力を持ったせいで、迫害されてしまう…きみのような異能力者。そして、それに関わる周囲の人間にね」
女「うさんくせえ」
女「けど、まあ…」
女の声を遮るように部屋の窓ガラスが割れ、大きな石が飛び込んできた。
「さっさと死んじまえ!」
「この化け物が!!」
女は動じない。
黒服も動じない。
女「この町にはもう、あたしらの居場所なんて、ないからな…」
女「あたしみたいな化けもんが家にいるせいで、お父さんも、お母さんも、弟も、ろくに外を歩けやしねえ」
女「いいよ、乗るよ、その提案」
女「とっとと連れてってくれ、その学園とやらに」
黒服「ああ、さっそく諸々の手配に取り掛かる」
黒服「…家族思いなんだな、きみは」
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