過去ログ - 渋谷凛「もしも武内Pが山育ちのティーチャーだったら……?」
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 20:21:29.72 ID:wWdl7OUxo

*嫁との馴れ初め・下

常務「ふん。それはお前が、私のやり方が気に食わないだけの話なのではないか?」

P「いや、貴様の結論自体を否定するつもりはない。問題は過程だ」

常務「過程だと?」

P「仮に今からプロジェクトを解体するとしよう。そこで生じるコスト、費やされる時間、アイドルたちの動揺、スポンサーやファンの反発、それは想像以上に大きなものとなるだろう」

常務「そのくらいの損害は結果で大いに補える」

P「かもしれんな。しかし、多くのファンが離れるだろう。そのようなことを行う会社の結末はみじめなものだ」

常務「利益重視は会社として当然のものだ」

P「今の会社の雰囲気は良いものだろう。それがある故に、この会社は業界のトップに存在できている」

常務「それを私が壊そうとしている? 馬鹿馬鹿しい。経営側が流されてどうする」

P「貴様はまず、高垣楓に声をかけようとしているな?」

常務「当然だろう。彼女は我が社の最高のアイドルなのだ」

P「高垣楓は貴様の案には乗らないだろう」

常務「何?」

P「彼女はファンと共に歩む者だ。そして、彼女を慕う者、アイドルたちのほとんどがそのような者たちだ」

P「代替案と言ったな? では、貴様の考えを役員だけではなく、アイドルたちにも伝えるべきだ。そして、貴様の案にのる者を集め精鋭を作ることだな」

P「今貴様が行おうとしていることよりは、大分まともな結果になるだろう」

常務「下らん! 私の考えは変わらん。加えて、これは海外企業の成功例を踏まえた経営判断だ。覆すことはない」

P「……そうか。それなら、やってみると良い。私はそのフォローを今から考えよう」






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