13: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:12:49.28 ID:gwM6TdD+0
「あの、法子ちゃん?」
「…ふぇ?ど、どうしたの?」
14: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:14:47.87 ID:gwM6TdD+0
「「「不思議な味???」」」
見事なまでに3人の声がハモった。
15: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:16:28.69 ID:gwM6TdD+0
「法子ちゃん、プロデューサーさんと食べたときにその味がするんだよね?」
「うん、そうだよ」
16: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:18:27.16 ID:gwM6TdD+0
「う〜ん、何なんだろう?」
考えたら考えるほど、深みにはまっていく感じがするなあ。
17: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:24:06.27 ID:gwM6TdD+0
「しかし、法子ちゃんの言う不思議な味とは、何のことなのでしょうか…」
「うう、私もずっと考えてるのですが、よく分からなくて…!」
18: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:25:21.71 ID:gwM6TdD+0
・・・・・・・・・・・
あれから何日かしばらく考えてたけど、結局分からないまま。
19: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:27:16.03 ID:gwM6TdD+0
「おおっ、法子お帰り」
「こんにちは、法子ちゃん」
20: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:28:33.25 ID:gwM6TdD+0
「そういえば法子ちゃん、その紙袋は…?」
「あっ、そうそう!ドーナツ作ってきたんだ!良かったら楓さん、真奈美さん食べる?」
21: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:29:56.73 ID:gwM6TdD+0
「…法子の作ったドーナツは本当に美味しいな」
「そうですね。ほんと、どーなったらこんなにおいしく作れるのかな?なんて…ふふっ」
22: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:31:34.86 ID:gwM6TdD+0
ついポツリと言った私の独り言に、楓さんと真奈美さんはすぐに反応した。
「違う?」
23: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2016/09/13(火) 23:32:54.09 ID:gwM6TdD+0
「…っていうことなの」
私は、例の不思議な味の話をする。
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