12:名無しNIPPER[saga]
2016/09/14(水) 21:00:44.28 ID:BjprVN+x0
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ダイヤ「そこまで、ですわ!」
鞠莉「Great、ね!」
ダイヤの合図と同時に、鞠莉がくるくるとはしゃぐ。
善子「ククク、漆黒の堕天使降臨の舞の美しさに――」
花丸「静かにするずら、善子ちゃん。」
善子「だからヨハネよ!」
ルビィ「で、でも、ほんとによかった気がします!ルビィもミスしませんでした!」
ダイヤ「さすがはルビィですわぁ!…皆さんも、今までで一番の出来でしたわ!」
梨子「うんうん、やっぱり曜ちゃんすごかったよ。何か、気迫?みたいなものが。」
曜「そ、そうかなあ?私はミスしないように頑張っただけなんだけど…。」
梨子に言ったとおりだった。ここ数日で自分の癖を研究して、今日はじめて、細かいミスすらなく踊ることができたのだった。
果南「曜は飛び込みやってるから、フォームには強いのかな。私も教えてもらわなきゃね。」
ダイヤ「そうですわね。果南さんは相変わらずフォームが雑すぎですわ!」
果南「うわ、なんか飛んできた!変なこと言わなきゃよかった…。」
あはは、なんてみんなが笑う。
今日はすごく気持ちがよかった。
ダイヤの言う通り、今までで一番の出来だったのではないだろうか。
不意に、今日なら点数を更新できるかもしれないと思いついた。
曜「ねえ千歌ちゃん、この後さ。」
千歌「ええ!今日も?今日はやめとこうよー。」
珍しく千歌が渋っている。そういえば、今日は千歌の好きなドラマが放映される日だ。
曜「お願い!1回だけ!」
1回だけなら間に合うだろう。
計算の結果同じ結論に達したらしい千歌は、けろっと表情を戻してついてきた。
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