過去ログ - 曜「見て!イルカの真似ー!」
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9:名無しNIPPER[saga]
2016/09/14(水) 20:58:01.82 ID:BjprVN+x0

―――

ダイヤ「1,2,3,4,1,2,3,4、…」

ダイヤが手を叩いてリズムをとる。
自分のセンターが決まってからの練習では、ダイヤがダンスを見てくれていた。

ダイヤ「はい、ストップですわ!」

花丸「つ、疲れたずらー!」

果南「うん、いい汗かいたね!みんななかなかだったんじゃない?」

ダイヤ「そうですわね。短期間でよく仕上がっていると思いますわ。」

ダイヤが満足そうに頷いている。

ダイヤ「特に曜さん。」

曜「えっ、はい!」

ダイヤ「ミスも少なく、一番の出来でした。さすがですわね。」

曜「え、そうかな、そんな…。」

なんだかむずがゆい気持ちだった。飛び込みのコーチに褒められた時と、同じような。

曜「へへ、9.0点ですからね。」

ぼそっと呟いてみる。

ダイヤ「9.0点…?」

曜「あ、いや、なんでも…。」

千歌「ふふっ。」

千歌との特訓は順調そのものだった。
自信はないが、何といっても初めてのセンターなのだ。自然と気合も入る。

連日千歌を連れ出しては砂浜でダンスを見てもらっていた。

善子に話をすると、相変わらずストイックね、なんて嫌な顔をしていたけれど。

さあ、今日も砂浜で練習だ。
千歌にしっかりとしたパフォーマンスを見せなければ。



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