過去ログ - 【ミリマス】765プロ昔話『もが太郎』
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/16(金) 00:09:14.18 ID:cyKZFN7D0
鬼たちは、貿易船の難破などでこの島に流れ着いてきた者が多いということ。島で漁や農業を営んでいるものの、島の住人を食わせていくにはどうしても足りないこと。

陸へやってきても、鬼ヶ島から来たということや見慣れぬ顔だというのでつまはじきにされてしまうこと。商売の交渉もろくにできず、ついにはりゃくだつを始めてしまったこと。

志保「私たちも、本当は人々を脅かしたくはないのです。今はよくても、いつかあなたのような勇敢な者たちが攻めてきたら私たちはどうにもなりません」

恵美「あの宴会も、つかのまのうっぷんを晴らすためのものだったんだよう」

やよい「悪いことをしたのはあやまります。どうか、村のみんなにも私たちの気持ちを伝えてください」

エミリー「私は、元は別の国からやってきたのです。貿易の最中に事故に遭ってここまで流れ着いたのですが、私を手厚く介抱してくれた皆さんのためにもどうかご容赦を」

鬼たちの言い分を聞いているうちに、もが太郎たちはなんだかかわいそうな気になってきました。

しばらくのあいだ、けらいの犬たちと相談してからもが太郎は言いました。

静香「あなたたちの言うことはわかりました。どうか、これから私の言うことを聞いていただけないでしょうか」

そうして、もが太郎は鬼たちにあれやこれやの話をしてから鬼ヶ島を後にしていきました。



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