過去ログ - 【デレマスSS】あなたの温度【藤原肇】
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/15(木) 23:55:29.53 ID:IDZYafcJ0
部屋に再度上がってもらった加蓮ちゃんにお喋りに付き合ってもらう。

治りかけとはいえ、風邪を移してしまわないかは心配だったが、加蓮ちゃんの好意に甘えさせてもらうことにした。

「それにしても肇が風邪をひくなんて珍しいよね」

「んー、昨日ちょっと体を冷やしちゃったから、それでかな…」

「心当たりはあるんだ。ダメだよー、私たちは体が資本なんだから、気をつけなきゃ。なんて、私が言っても説得力ないかなー、あはは」

「ううん、そうだよね。身に染みたよ…気を付けます」

幸い今回は軽い風邪だったみたいだけど、長引くような病気だったら色んな人に迷惑をかけてしまう。

体調管理はプロとして基本中の基本なのだから。

「ところでさ、肇はプロデューサーさんがお見舞いに来てくれたとしたら、嬉しい?」

「えっ、それは勿論嬉しいけど、Pさんは忙しいし…」

何人ものアイドル達を担当しているためか、あの人はいつも働いている。

うちの事務所には何人ものプロデューサーがいるけれど、誰もが忙しそうにしているイメージがある。

「そっかそっか…おっと、電話だ。ちょっと出てくるね」

そう言って部屋を出ていく加蓮ちゃん。

その手に持った携帯電話からは音も振動もしなかったけど、最近の携帯電話は持ち主にだけ着信が分かる機能があるのかもしれない。


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