過去ログ - これから日記を書く 6冊目
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32: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/20(火) 04:07:27.86 ID:uFf99hn+0
ここのところ、DJフレンドには悩みの種があった。それは、ミーナと西村の関係についてだ。西村が何かしたとは聞いていないが、ミーナの態度が彼に対してぶっきらぼうというか、悪く言えばきつく接しているところが見受けられた。

西村が彼女を嫌っていると言う話は出ていないが、一緒にペアを組み警備をしてもらうなら、不和を感じられる状況にしておくのはまずい。2人の不和は、この隠れアジトの安全性を揺らがせることでもあるのだから。

「お悩みでございますか、フレンド様」

いつの間にか側にいたファイブキラーが、いつもの能面の様な笑みのまま心配してくる。いい機会だと思い、フレンドはファイブキラーから見た2人の関係を聞いてみると、おおよそ自分と同じような見解だった。

ただ、1つ違うことがあるとすれば、彼はヴァルキリーミラージュの追っかけとして、惨劇前のミーナの情報を知っているということだ。

「あまり、ご家族の仲はよろしくなかったと伺っています。憶測でございますが、そういったところでこの件関わりがあるのではないかと…」

フレンドは少し納得した。ミーナはあまり自分語りをしないが、その中で家族の話は一度も出たことはない。もし、ファイブキラーのいうことが正しいなら、西村を自分の父と重なるところがあり、条件反射のような形でそう接していることは考えられた。

近いうちに、ミーナにこの件で話ができるよう準備しておくことに、フレンドはした。


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