2: ◆qa21i0e5qw[saga]
2016/09/16(金) 07:09:39.96 ID:rM+EpfTC0
「神谷さん、ちょっといいですか。」
ついに来た。鼓動が少し速くなったのが自分でもわかる。
顔がにやけそうになるのを我慢しながら、あたしは答える。
「なっ、なんの用だよ、プロデューサーさん…。」
表情はコントロールできても、声はそうはいかなくて、少し上擦った。
自分でもびっくりするくらいに白々しいセリフだ。
傍らで凛と加蓮がにやけている。あたしに生暖かい視線を向けてくる。
仕方ないだろ。だって、今日はその、そういう日なんだから…。
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