過去ログ - 伊織「やよいと二人で」
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8: ◆eAB23W1ius[sage]
2016/09/16(金) 19:22:13.92 ID:MXZfHqwr0



「伊織ちゃん……いる?」



なにを言おうか考えながら事務所でやよいを待っているとやよいが仕事から戻ってきた。


ここには小鳥もいるし、部屋を移ったほうがいいだろうということで社長室でやよいと二人で向き合った。


まずは昨日のことを謝らなければ。



「その……「ごめんなさい!」」



驚いて顔を上げるとやよいが頭を下げていた。



「なんでやよいが謝るのよ」


「わたし、伊織ちゃんが頑張ってレッスンしてるのはわかってたんだけど、

 昨日の伊織ちゃんすごく疲れてるように見えて、それでこれ以上続けると伊織ちゃんが倒れちゃうって思ってそれで……」


「それにメッセージを読んで伊織ちゃんにもうあんたなんて友達じゃないって言われちゃうんじゃないかって考えてたら……」



やよいは今にも泣きそうな声で私にそう言った。


私がいけなかったのにこの子はそれでも私を心配してくれている。


こんなことを考えている場合ではないと思いつつも私は内心とても嬉しく思った。



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