過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
1- 20
123: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:34:30.78 ID:Fc/J9E+p0


その時、ポンと肩の上に手を置かれた。プロデューサーの手だった。

情けない弱音を聞かれたと思うと、ますます涙が出そうだった。
以下略



124: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:36:53.62 ID:Fc/J9E+p0


それにしても、どうして、この人はこんな笑顔でいられる?
初めての担当アイドルの初の晴れ舞台、緊張しないのかよっ!?
そんなことを言ったかもしれない。
以下略



125: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:37:26.52 ID:Fc/J9E+p0


プロデューサーは信じていた。奈緒の弱音を聞いても、確固たる強さで、奈緒のことを。

だから、今まで、アイドルをしてきたんだ。
以下略



126: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:38:08.85 ID:Fc/J9E+p0


  ***


以下略



127: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:38:49.12 ID:Fc/J9E+p0


再び歩き出した奈緒。
しばらく歩き、周辺地図の看板を見つけて、自分の場所と渋谷駅の位置を確認する。

以下略



128: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:39:21.04 ID:Fc/J9E+p0


「やっと、見つけたぞ、神谷奈緒」

ティッシュマンの方が数千倍マシだ。
以下略



129: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:40:18.44 ID:Fc/J9E+p0


「いい加減にしてください。あたし、用事があるって言いましたよね」

「あっ、そうだったね。恋人のお出迎えだろ? アイドルの神谷さん」
以下略



130: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:41:30.78 ID:Fc/J9E+p0


「なっ……勝手に撮ったんですか!?」

「だって、君はアイドルだし、俺たち記者はそういう写真を撮っていい人たちだから」
以下略



131: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:42:20.95 ID:Fc/J9E+p0


「ほら、『恋人』の存在を見破られて慌てる君もいるし、
 こっちの写真の電話の相手は彼氏かな?
 こんなに嬉しそうに話しながら歩いちゃってる様子もある。
以下略



132: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 22:43:15.58 ID:Fc/J9E+p0


「ふーん、そうなんだ。まぁ、たしかにそうだよねぇ。
 だって、自分の子だったらこんなひどいことしないだろうからなぁ」

以下略



187Res/91.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice