過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
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157: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:02:48.03 ID:Fc/J9E+p0


奈緒は、ハチ公前に立っていた。
いつも様々な人間でにぎわうその広場も、奈緒一人しかおらず、
そのあまりの違和感に戦慄した。
以下略



158: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:04:35.74 ID:Fc/J9E+p0


先ほど見た夢、思い出した記憶も渋谷であった。
ちょうど一年前、加蓮と待ち合わせをしたことから、奈緒のアイドル人生は始まった。

以下略



159: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:05:23.95 ID:Fc/J9E+p0


(そういえば、あのときは何で、加蓮と遊んだんだっけ?)

いつもと同じようにただ駄弁りたいから集まっただけ?
以下略



160: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:06:16.37 ID:Fc/J9E+p0


「おうわぁっ!」

その日付の意味に、やっと気づいて、奈緒は我ながら滑稽なぐらいに叫んだ。
以下略



161: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:08:20.52 ID:Fc/J9E+p0


  ***


以下略



162: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:10:11.34 ID:Fc/J9E+p0


きつかったレッスン。自分はダンスが得意だって気づいた時は嬉しかったなぁ。
プロデューサーが気づかせてくれたんだっけ。
よくレッスンにもつきあってくれたしなぁ。
以下略



163: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:11:25.01 ID:Fc/J9E+p0


あの人、いつも落ち着きがなくて、
突拍子もないことを言うし、キツいアドバイスだって言うけど、
いつも全力であたしの背中を押して、真っ直ぐに褒めてくれる。
以下略



164: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:12:53.92 ID:Fc/J9E+p0


この全く現実味のない状況がそうさせるのか、
あるいはプロデューサーとの思い出がそうさせるのか。

以下略



165: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:13:52.80 ID:Fc/J9E+p0


きっと、これはプロデューサーの影響だろうなぁと、奈緒は思った。

奈緒とは違って、彼は、本当に「バカ」のつく正直なのである。
以下略



166: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 23:14:47.22 ID:Fc/J9E+p0


(きっと、プロデューサーさんは、正直なだけなんだ)

自分がこうしたいと思った気持ちに、プロデューサーはとても正直なだけなんだと。
以下略



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