過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
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17: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:43:18.16 ID:Fc/J9E+p0


「ふあぁぁ、ふぁっくしゅん! ぐすっ。
 ……あぁ、どうしましょう。
 プロデューサー、もうそろそろ打ち合わせが終わると思うんですけど……」
以下略



18: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:44:48.46 ID:Fc/J9E+p0


「それでしたら、私が行ってもいいですが」頼子も言う。

「でも、今回はあたしのための打ち合わせだろ?
以下略



19: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:45:16.90 ID:Fc/J9E+p0


「わかりました。それなら、奈緒さんにお願いしましょう」

「ごめんなさいね、奈緒ちゃ――くちゅん!」
以下略



20: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:46:23.13 ID:Fc/J9E+p0


「ぐすっ。奈緒ちゃん、気をつけていってきてくださいね」

「この通り、天気は荒れつつあります。十分に気をつけて」
以下略



21: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:48:01.40 ID:Fc/J9E+p0


  ***


以下略



22: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:49:12.52 ID:Fc/J9E+p0


渋谷で仕事をしているプロデューサーと合流するために、
まずは中目黒駅まで行く必要があるだろう。
そこから東急東横線で渋谷駅までアクセスするというのが、奈緒の算段であった。
以下略



23: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:52:54.56 ID:Fc/J9E+p0


たしかに車通りが普段から多い通りではあった。
しかし、今の車道はいつもの比ではないくらい車の数が多い。
あまりの数に流れが滞り、歩くよりも遅いスピードで列がかろうじて進む程度だ。
以下略



24: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:53:28.47 ID:Fc/J9E+p0


駅に近づくにつれ、だんだんと人も増えてきた。
どうやら車だけではなく、人の流れもどこかで滞っているらしい。

以下略



25: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:54:42.37 ID:Fc/J9E+p0


電車が走る高架下に中目黒駅は収まっている。
その駅は人でぎゅうぎゅう詰めの状態であった。
券売機に近づくどころか、高架下に入って雨をしのぐことすら難しそうな状況だ。
以下略



26: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:55:18.84 ID:Fc/J9E+p0


「むぅ……」

渋い顔をしながら背伸びを続けていると、急に強めの風が吹いて奈緒の身体を煽った。
以下略



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