過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
1- 20
31: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:59:06.28 ID:Fc/J9E+p0


周囲の雑踏に耳をすますと、
同じく高校生ぐらいであろう男子集団が携帯を見ながら話している。

以下略



32: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 20:59:52.11 ID:Fc/J9E+p0


 と、その時、事務所にいる頼子からの着信が入った。

「あ、もしもし、頼子さん?」
以下略



33: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:01:36.15 ID:Fc/J9E+p0


「あぁ、やっぱり、そうか〜。う〜ん、それじゃあ、歩いて渋谷まで行くかなぁ」

『ええっ、大丈夫でしょうか……? 遠いような』
以下略



34: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:02:28.09 ID:Fc/J9E+p0


「ま、行けるところまで行ってみるよ。
 それに、プロデューサーさんもメールを見れば待ってるだろうしな、なんてね」

以下略



35: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:03:30.26 ID:Fc/J9E+p0


このとき、どうして雨の中、
渋谷までプロデューサーのために歩くという選択をしたのか、
奈緒は自分でも気づいていなかった。
以下略



36: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:04:46.60 ID:Fc/J9E+p0


  ***


以下略



37: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:05:56.80 ID:Fc/J9E+p0


(全然、車、動いてないな……)

歩道橋を渡りながら、奈緒は車道の様子を見て思う。
以下略



38: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:06:41.90 ID:Fc/J9E+p0


全体的にラフなファッションだが、
あからかさまに洒落っ気を気取っていて、
前髪をしっかり眉まで流したツーブロックのよくある髪型をした、
以下略



39: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:07:28.49 ID:Fc/J9E+p0


「ねぇ、そこの君」

はっきりと大きな声をかける。
以下略



40: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:08:01.10 ID:Fc/J9E+p0


奈緒は慌てた。慌てて周りを見回す。キョロキョロと。

「えっと……あたし?」
以下略



41: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:08:56.28 ID:Fc/J9E+p0


 奈緒は一歩、後ずさりした。気づくと、男との距離は近い。

「ねぇ、君。こんな雨の中、どこに行くんだい」
以下略



187Res/91.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice