過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
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47: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:15:06.91 ID:Fc/J9E+p0


「神谷奈緒さんですよね、アイドルの」男はかまわず続ける。

奈緒の頭に二つの可能性がよぎった。
以下略



48: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:16:01.88 ID:Fc/J9E+p0


二つ目、厄介な記者。おそらくはこちらなのではないか?
まさか自分みたいな低ランクアイドルを
狙う記者なんているとは、にわかに信じがたい。
以下略



49: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:17:04.43 ID:Fc/J9E+p0


「すみません、あたし、急いでますのでこれで」

そう言って、すばやく踵を返して、駆け出す。
以下略



50: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:18:06.53 ID:Fc/J9E+p0


しばらく走ったところで、後ろを振り返ると、男は追ってきてはいなかった。

「ふぅ〜……」奈緒は自分のスピードを緩めた。
以下略



51: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:18:36.57 ID:Fc/J9E+p0


自らを安心させるように念じながら、プロデューサーの傘をギュッと握ってみる。

ライブ前にマイクを握っている自分の肩に、
以下略



52: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:20:13.08 ID:Fc/J9E+p0


  ***


以下略



53: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:20:58.72 ID:Fc/J9E+p0


「お返事があって?」

『プロデューサーさん、「この天気が崩れそうな中、
以下略



54: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:21:38.70 ID:Fc/J9E+p0


それを聞いた頼子は『あはは……』と控えめに苦笑をもらしただけであった。

「だってさ、ここまでけっこう大変だったんだぞ!
以下略



55: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:23:01.89 ID:Fc/J9E+p0


頼子に先ほど会った男のことを話す。

話しながら歩いている最中も、雨脚が少しずつ強くなっている。
以下略



56: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:23:34.41 ID:Fc/J9E+p0


『シティボーイ』

「…………えぇ〜」
以下略



57: ◆NsCH.Z2QB2[sage saga]
2016/09/16(金) 21:24:20.32 ID:Fc/J9E+p0


「うん、そうだな。気をつけるよ。良かった、頼子さんが知ってて。ありがとな」

『フフ……どういたしまして』
以下略



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