過去ログ - モバP「こんな日に」神谷奈緒「こんな日だから」
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◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:42:48.17 ID:Fc/J9E+p0
『はい、頼子です。奈緒さん、どうしました?』
「あ、頼子さん、さっきは急にゴメンな。それで、実は――」
以下略
73
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:44:00.76 ID:Fc/J9E+p0
う〜ん、と悩む奈緒に、電話の向こうの頼子さんも頭を抱えているようだ。
『――そうだ。奈緒さん。もしよかったら、
以下略
74
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:44:45.27 ID:Fc/J9E+p0
少女の方を見る。すると、少女は奈緒のパーカーの裾をきゅっと握っていた。
奈緒は頬を優しく緩めて、頼子に言う。
以下略
75
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:49:05.70 ID:Fc/J9E+p0
***
シティボーイの顔には悪辣な笑みが浮かんでいる。
以下略
76
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:49:49.94 ID:Fc/J9E+p0
この雨の中、男物の傘を手に提げて出かけている時点でワンアウトは取れる。
実際、カマをかけにアプローチしてみたら、あのリアクション。
以下略
77
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:50:38.42 ID:Fc/J9E+p0
これならスリーアウト目も簡単だろうと踏んでいた矢先、
今度は小さな少女と合流し、仲睦まじそうに手をつないで歩きだしたのである。
以下略
78
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:52:49.17 ID:Fc/J9E+p0
ただ、代わりと言ってはなんであるが、
そんな彼の愚かな様子を、「へっへっ」とお尻を振りながら傍観する者はいた。
以下略
79
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:53:31.25 ID:Fc/J9E+p0
毛色は見事なまでに綺麗な栗色で、
長く垂れた耳は独特のウェーブがかかっていることもあって、
まるで奈緒のロングヘア―のように見える。
以下略
80
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:54:58.25 ID:Fc/J9E+p0
相変わらず強い雨脚の中、奈緒と少女の後を気づかれないようにつけていった。
奈緒たち二人はこの雨の中、めげずに路地裏のいたるところを歩く。
以下略
81
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:55:42.87 ID:Fc/J9E+p0
そのとき、男の傘に急に大きな力が加わった。
「うおぉ」と力を入れると、傘の骨が軋む。
後ろから突然の強風が男の身体を追い越し、大通りへと抜けていった。
以下略
82
:
◆NsCH.Z2QB2
[sage saga]
2016/09/16(金) 21:56:28.03 ID:Fc/J9E+p0
「な、なんじゃこりゃあああ」
それは渦であった。
以下略
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