過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
1- 20
115: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/25(日) 23:19:14.34 ID:fNvcXefZo

 2/10


 「〜♪」

 「(すごい上機嫌ですねー)」


 櫛を使って丁寧に髪の毛を梳いていく。

 まるで小さな子供相手には手馴れているようだ。


 「いつもみたいに結ぶのもいいけれど髪の毛を伸ばしてもかわいいと思うわ」

 「や、やめてくださいよー。

  恥ずかしいじゃないですか」

 「初美ちゃんも女の子なんだから恥ずかしがる必要なんてないわ」

 「でも、私ってこんな体型ですし」

 「女の子が身だしなみを気にするなんて普通よ。

  ほら、ポニーテールもかわいいわ」

 「わわわ、勝手に何やってるんですかー!」


 あまりの気持ちよさにボーっとしていたところ、自分の髪型が改造されていたようだ。

 うなじの部分で結ばれ、小さなポニーテールを作っている。

 なんだかむず痒くて恥ずかしい。


 「ううっ、霞ちゃんの癖にナマイキですよー」

 「あらあら、ごめんなさいね」

 「ぐぬぬ」


 ―――これが本当の大人の余裕って奴ですかねー

 六女仙のセーブ役として日々を過ごしていたが、本物の大人には敵わない。

 何をどう魔改造したら『アレ』が『コレ』になるのか小一時間問い詰めたいところだが、何を聞いてもはぐらかされる。

 元の世界の状態についてもあまり語りたくないようで、あれやこれやと会話の主導権を握られてしまうのだ。

 初美もそれが心地よくて流されてしまう。

 変な感覚だが、『本来の二人のあり方はこうである』と、そんな感じがした。


 「あれ、霞さん?」

 「巴ちゃん?

  おはよう。お寝坊さんね」

 「あれ、今朝は霞さんが作ったの?」

 「ううん。初美ちゃんが頑張ってくれたの」

 「!?」


 本人曰く、『この世界の私に悪いから』ということでやってきたことを全て初美の功績にしてしまっている。

 普通ならば素直に喜ぶべきことだが―――


 「私より美味しい!?」

 「良かったわ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1428.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice