過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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119: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/25(日) 23:21:28.84 ID:fNvcXefZo

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 何を思ったのか、霞は小蒔を抱きしめた。

 まるで幼子を抱くように柔らかな抱擁。


 「霞ちゃん?」

 「小蒔ちゃんたら本当に元気ね」

 「はい?」


 小蒔は何が起こったかわからずなされるがままだ。

 霞は小蒔の頭をゆっくり撫で始める。


 「少しだけこうしていてもいいかしら?」

 「ふにゅぅ……」

 「ふふふっ」


 小蒔は気持ちよさそうに目を閉じる。

 どうやら寝てしまったらしい。


 「相変わらずどこでも寝ちゃうのね」

 「いや、それされたら寝ちゃいますよー」


 霞に抱きしめられて頭なんて撫でられた暁には、気持ちよすぎて寝てしまう。

 この肢体を自由に出来る男性なんてそれだけで人生の運全てを使い切ってしまっているのではないだろうか。

 ああ、『こっちの霞』に好かれている京太郎は、『アレ』に好かれて運を使い切ってしまったのか。なんて考える。


 「小蒔ちゃんったら何を言おうとしていたのかしら。

  あとで聞いてあげないと」

 「いや、それはいいですよー。

  私がやっておきます」

 「そう?

  なんだかわからないけれど任せるわ」


 手櫛で小蒔の髪を整えながら返事をする。

 初美の推測だが、子供の扱いに慣れすぎている。

 まるで一児の母のようだ。

 それにしてはあまりにも若すぎる。見た目はほとんど高校生時代と変わらない。


 「初美ちゃんもどう?」

 「いえ、私まで寝ちゃいますから」


 考えを止める。

 必要ならばそのうち語ってくれるだろう。



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