過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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133: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/27(火) 21:56:13.80 ID:xemnfHPPo

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 ……
 …

 ・それから数年後


 「弘世さん。お久しぶりです」

 「なんだ京太郎。

  ずいぶん他人行儀じゃないか」

 「いや、あれは恥ずかしいって」

 「そんな呼び方じゃ反応してやらないぞ。

  ほら」

 「う……ぐっ……。

  菫お姉ちゃん……」

 「そうだ、それでいい」

 「あー!

  笑ってるじゃんか、くっそー!」


 京太郎が中学1年生。菫が中学3年生の話だ。

 あれから二人は社交界を通じての奇妙な交流を続けていた。

 京太郎からすれば菫は『しっかり者のお姉ちゃん』として。

 菫からすれば『目の離せない弟分』として。

 少なくとも周りからはそう見えていたようだ。


 「京太郎はいつもドジだからな。

  私がいないと何かしら忘れているだろう」

 「そ、そんなことねーし」

 「ほら、襟を正せ。

  一応社交界なんだからな」

 「こ、子供じゃねーんだから大丈夫だよ」

 「そんなことを言っているうちはまだ子供だ」


 有無を言わさぬ迫力で京太郎に詰め寄る菫。

 京太郎からしてみれば子供扱いが恥ずかしいとともに、年上のお姉さんである菫が近くに寄ってきたことが気恥ずかしい。

 近づくだけでいい匂いがする。菫はそんなことを一切気にしていないように見えるのが大人っぽい。

 中学生といえば、わずか2年の差でも大人のように見えてしまうのだ。


 「ほら、男前になったじゃないか」

 「そ、そーかな」

 「ああ、京太郎は格好いいぞ。

  自信を持て。

  男児たるもの自信を持ってこそ女を惚れさせられるんだぞ?」

 「ほんとかぁ?」


 菫の言うことを話半分に聞いている。

 いつだってノせてくるのだ。なかなか信じられないのも仕方ない。



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