過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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134: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/27(火) 21:56:43.10 ID:xemnfHPPo

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 「本当だ。

  京太郎は格好良くなった。自信を持て」

 「へへ、菫姉さんに言われると嬉しいな」

 「ああ、私好みだ」

 「いっつもそうやって冗談ばっかり」

 「……ふふ」


 菫が妖艶に笑ったように京太郎には見えた。

 見ての通り、京太郎は年上には非常に弱い。

 特に菫は何かと面倒を見てくれているため、強く言い出せないのだ。

 一人の男としてもう少し何とかしたいとは思っても、菫の前では弱くなってしまう。


 「ああほら、さっき食べたものの食べかすまでついているぞ」

 「えっ、嘘だ」

 「ほら、これだよ。

  全く、私が見ていないとだらしないな」

 「ぐぐぐっ」

 「そんなに唸ってもダメだ。

  まだまだ『菫お姉ちゃん』からは卒業できそうにないな」


 ヒョイとご飯粒を取り、そのまま口に運ぶ。

 その動作に何の迷いもなく、京太郎の方が恥ずかしくなってしまう。


 「す、菫姉さんは弓道してるんだっけ」

 「ああ」

 「俺、菫姉さんの弓道好きだよ。

  何だかしなやかでカッコいいじゃん」

 「そうか。君にそう言われると嬉しいな。

  だが私としては君のハンドボールも男らしくて好きだ」

 「!?」

 「ふふっ、私の上を取ろうなんて10年早い」

 「くっそー!」


 何度悔しがっても、京太郎は菫の上を取れない。

 まるで掌の上で転がされているみたいだ。

 これが最近知り合いになった同級生相手ならば逆なのだが、どうしても菫には弱い。

 小さな頃からの教育の賜物だろうか。



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