過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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154: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/29(木) 19:47:13.89 ID:OInxPeORo

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 「(ここで格好良く活躍するんだ。

  ごくせんの先生のように!)」


 そう思ってしまうのは少女心に悪いことではないだろう。


 「女だからって容赦しないぞ!」

 「こっちはたくさんいるんだぞ!」

 「……ふっ、来い」


 今か今かとその瞬間を待ち構える。

 だが、少年たちの突撃が智葉に届くことはなかった。


 「わーっ!!」

 「!?」

 「なんだお前!」

 「お姉ちゃんに手をだすな!」


 見覚えのない金髪の少年が飛び出してきたのだ。

 相手を殴ったり、そうする余裕すらない体当たり。

 真っ先に相手のボスに飛びついて押し倒す。

 一切手加減のない全力疾走からの体当たりだ。いくらガキ大将が大柄でも抑えきれれるものじゃない。


 「(一体誰だ?)」


 思わず呆然とそれを見つめてしまう。

 その間にも少年は果敢に飛びかかるが、多勢に無勢だ。

 少しずつ引き剥がされ、取っ組み合いになる。

 そうなれば少年に勝ち目はない。

 何人かに殴られてボコボコだ。


 「おい、お前ら」

 「なんだよ!

  女は手を……」

 「『少し黙れ』」


 仮に智葉が取っ組み合いに参加したところで勝ち目は無かっただろう。

 しかしガキ大将たちは智葉のーーというか後ろに控えている黒服たちのーー視線に気づき、一気に離れる。


 「子供じゃないんだから付きまとうな」

 「ええ、子供の喧嘩でしたら関わるなと言われていましたが、そちらのご子息の問題もありますので」

 「そうか」


 もう見る影もないくらいボロボロだが、そこそこの身なりをしている。

 この近くでこんな服を着ているとなれば、もしかしたら同じ社交界に出ていたのかもしれない。



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