過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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173: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/10/02(日) 21:08:37.44 ID:cbnDSDS5o

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 ……
 …

 「京太郎!

  膝枕をなさい!」

 「はいはい。

  てか男の膝枕なんか楽しいの?」

 「硬くて少し高すぎですわね。

  首が痛くなりますわ」

 「じゃあやめとけばいいのに」

 「それはそれ、これはこれですわ。

  いいから言う通りになさい」

 「はいはい」


 小さい頃、事あるごとに二人は一緒だった。

 親同士がどこかに行くと言えば、だいたい二人セットで置いておかれたのだ。

 年齢が一つしか違わないからだろか、親も安心して二人にしていたし、二人もそれはそれで楽しかった。

 大体は透華の無茶振りに応える京太郎、それが周囲の反応だった。


 「足ばかり太くなってますわね……。

  前はもう少し寝心地がよかったですわよ」

 「そりゃ男だし」

 「言い訳無用ですわ。

  では腕枕にしますわ」

 「腕ぇ?

  まぁいいけど、俺別に眠くないよ?」

 「京太郎の眠気なんて関係ないですわー!

  弟は姉に従うものですもの!」

 「横暴だ!?」


 透華はいつだってマイペース。

 やりたいことは必ず通す。

 時々は京太郎が呆れるほどに猪突猛進でもあったが、京太郎はそんな透華のことを嫌いではなかった。

 だから幼い頃から透華の後ろをトテトテと歩いてきたし、言葉にはしないが親分のようだだと思っている。

 自ら道を切り開くのが好きと言っていたが、京太郎はそんな透華の後ろについていくのが好きだ。

 膝枕、腕枕なんて安いもの。文句こそ言うが大抵のワガママは通してしまう。


 「(全く、透華姉さんには俺がいないとなー)」


 にへらと顔を崩す。

 透華は自覚のあるブラコンだったが、京太郎は自覚のないシスコンだった。



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