過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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329: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/10/17(月) 18:37:52.99 ID:0YnPbxt5o

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 『そっかぁ。穏乃は勉強苦手そうだもんなー』

 「『うるさいなー。京太郎だって麻雀は苦手だろー』」

 『うぐっ、それを言われると弱い』


 こういう弄り合いが出来るようになるまでも時間がかかったものだ。

 このくらいならば相手が不快に思わないと信頼できる。

 その距離感が何だか擽ったくて嬉しくなる。


 『でも、今から大学の心配するなんて意外』

 「!?」


 思わず返信が止まる。

 ーーなんて答えよう?

 あなたと一緒の大学に行きたいからーーなんて考えて顔を赤くしてベッドの上を転がり回る。

 違う、そうじゃない。まだそんなこと言えないよっ。


 「え、えっと、

  『行きたい大学があるから』」

 『そうなんだ。

  どこの大学?』

 「うぇぇぇぇ……」


 ーー京太郎の志望校だよっ!

 そう言いたいのを抑える。言ったところで聞こえるわけではないが。

 どう濁したらいいものかわからない。

 和が京太郎の志望校を聞いてくれているが、イマイチわからないようだ。


 「『東京の方とか』」


 とりあえず、ある程度の学力の目安にしている学校を思い浮かべる。

 何となくそっちの方で京太郎と会いたい気持ちもある。

 送信から数分。既読は付いているけれど返信はこない。


 「な、何かミスった!?」


 焦って追撃をかけようとするが、文面が浮かばない。

 目がグルグルと渦を巻き、混乱の極地に陥る。

 どーしよーどーしよーっとベッドの上を転がりまわっている時に、返信が来た。


 『じゃあ、今度○○大学のオープンキャンパスに行かないか?』

 「……うぇひ」


 思わぬお誘いに変な声が出た。

 ーーもちろん行くよっ!!

 大声で叫びたい気持ちだったが、静かに返信して布団の中に潜り込んだ。

 顔が熱い。でも、やっぱり嬉しかった。



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