過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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352: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/10/19(水) 22:49:08.51 ID:zz18GOyJo

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 「ほら、動物は自分より強い人に惹かれるって言うじゃないですか」

 「それとこれは関係ないやろ!?」

 「関係ありますよ。

  考えて見てください。

  普段は元気一杯で男に混ざって運動する江口先輩。

  しかし江口先輩の手にかかれば軟弱な男はついていけない。

  そんな時にこの人が現れて抑え込むんです。

  いくら江口先輩でも女の子。

  こんな筋骨隆々の人相手じゃ敵いません。

  抑え込まれる江口先輩。

  そんでーー」

 「やめ、やめーや!」


 普段の凜とした雰囲気はどこへやら、わたわたと焦りながら浩子に抱きつく。

 口を押さえつけてしまえば力の差で浩子にはどうにもならない。


 「こんな感じになるんですねー」

 「まだ言うか!」

 「せやけどセーラも女の子やし、そう言う出会いがあってもいいんちゃう?」

 「怜まで何言うとんのや……」


 ため息を大きく吐く。

 怜もからかう側なので救援は期待できない。


 「そー言うのは泉にやれや」

 「私ですか!?」

 「えー、泉は弄り飽きたんやもん」

 「じゃあ竜華でもええやん。なんで俺やねん」

 「竜華はエア彼氏と遊ぶので忙しいらしいから……」


 部室の端っこの方で『京くん、京くん』と人形に向かって呟いている竜華を見る。

 一瞬視線が集まるが、すぐにみんな見なかったふりをした。


 「もー、俺は帰るで。

  打たないんやらここにいてもしゃーないし」

 「つれないなぁ。ガールズトークしようや」

 「俺には向かへん」


 怜がにじり寄るも、バッサリ切り捨てる。

 竜華なら甘やかしてくれるんやけどなーっと呟く怜だったが、セーラは帰り支度をしてしまう。

 無造作にその場にあるものをカバンに詰めると、脇目も振らず部室を後にした。



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