過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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◆Y.lj54HWGU
[sage saga]
2016/10/23(日) 22:25:47.91 ID:vRAucd/do
5/10
……
…
それからまぁ、色々あって宮永咲は麻雀部に入った。
得難い戦力と、優希にとっては最強のライバル。
麻雀だって負けたくないけれど、今の優希にはもっと負けたくないものがあった。
「(なんでこんなに仲が良いんだじぇ)」
曰く、昼食は一緒に食べる。
暇があれば声をかける。
特に何もなくても横で本を読んでいる。
中学からの付き合いで、友達には『嫁さん』なんてからかわれている。
唯一の救いは咲がそれを否定していることだけれどーー
「こんなのってないじぇ……」
正直、勝てる気がしなかった。
須賀京太郎のことを好きになったから気づいてしまう。
彼が原村和を見ているのはあくまで憧れ、俗な言い方をすれば性欲の対象。
でも、宮永咲を見ているのは親愛の情なのだ。
それはもしかしたら恋愛の先の感情なのかもしれない。
二人一緒にいるのが普通で、いなくても特に心配はしなくて、最終的に帰ってくる。
きっと二人はそんな関係なんだ。
「……でも、負けたくない」
そんな理屈で考えられるほど大人じゃないし、片岡優希はそういうスタイルではない。
感情のまま、攻めて攻めて攻め抜く。それが片岡優希の速攻。
「恋愛なんて、攻める方が勝つに決まってるじぇ」
そうだ。幼馴染は敗北フラグだ!
この人なら大丈夫だろう、なんて楽観視していたら横取りされるなんて現実でも良くある話。
ちゃんと気持ちを言葉にして相手に伝えることが重要。
ーーもしくは
『想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ』
プレイしたゲームの迷言を思い出して悶絶する。
ーーも、もっと積極的に行くべきなのかな?
未経験の優希にはわからない。
とにかく、明日履いて行く下着はそれとなく可愛いものにしよう。そう誓った。
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