過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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396: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/10/23(日) 22:25:47.91 ID:vRAucd/do

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 ……
 …

 それからまぁ、色々あって宮永咲は麻雀部に入った。

 得難い戦力と、優希にとっては最強のライバル。

 麻雀だって負けたくないけれど、今の優希にはもっと負けたくないものがあった。


 「(なんでこんなに仲が良いんだじぇ)」


 曰く、昼食は一緒に食べる。

 暇があれば声をかける。

 特に何もなくても横で本を読んでいる。

 中学からの付き合いで、友達には『嫁さん』なんてからかわれている。

 唯一の救いは咲がそれを否定していることだけれどーー


 「こんなのってないじぇ……」


 正直、勝てる気がしなかった。

 須賀京太郎のことを好きになったから気づいてしまう。

 彼が原村和を見ているのはあくまで憧れ、俗な言い方をすれば性欲の対象。

 でも、宮永咲を見ているのは親愛の情なのだ。

 それはもしかしたら恋愛の先の感情なのかもしれない。

 二人一緒にいるのが普通で、いなくても特に心配はしなくて、最終的に帰ってくる。

 きっと二人はそんな関係なんだ。


 「……でも、負けたくない」


 そんな理屈で考えられるほど大人じゃないし、片岡優希はそういうスタイルではない。

 感情のまま、攻めて攻めて攻め抜く。それが片岡優希の速攻。


 「恋愛なんて、攻める方が勝つに決まってるじぇ」


 そうだ。幼馴染は敗北フラグだ!

 この人なら大丈夫だろう、なんて楽観視していたら横取りされるなんて現実でも良くある話。

 ちゃんと気持ちを言葉にして相手に伝えることが重要。

 ーーもしくは


 『想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ』


 プレイしたゲームの迷言を思い出して悶絶する。

 ーーも、もっと積極的に行くべきなのかな?

 未経験の優希にはわからない。

 とにかく、明日履いて行く下着はそれとなく可愛いものにしよう。そう誓った。



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