過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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462: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/10/30(日) 21:21:47.79 ID:X5EX0zwso

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 ……
 …

 『大星淡へのお返し?』

 「……うん」


 小さくなって、帽子で顔を隠しながら智葉に電話で相談する。

 智葉はやれやれと首を振るが、電話越しのネリーに伝わるはずもない。


 『二年ぶりの連絡がそれとは、ネリーも随分変わったな』

 「う、うるさいな」

 『まぁ臨海卒業なら仕方ない。

  麻雀と関わらなくなれば自然に疎遠になるか。

  他の人たちはどうしてる?』

 「知らないよ。

  たまに世界戦で当たるくらい」

 『なんというか、本当にドライだな』


 臨海の留学生は決して仲が悪いわけではないが、一つの線を引いた先には進まない。

 いわゆる相談事や手助けといった概念とは無縁だった。

 インターハイさえ終われば今の味方も明日の敵。

 だからこそ自分の手の内は監督にだって晒していない。

 そんなネリーが相談事を出来る相手は数少ない。


 須賀京太郎と大星淡。主にこの二人はネリーの『線の内側』に入ってくることを許している。

 しかし今回のプレゼントの相手はこの二人だ。二人に相談するわけにはいかない。

 散々悩んだ末に、ネリーが出した答えが智葉だった。

 日本3位の実力を持ってして麻雀プロには進まずに家業を継いだ。

 それはすなわち、ネリーの敵ではない。

 現在進行形で世界戦で当たる『敵』よりは幾分か相談しやすかった。


 「ジャパニーズ『落とし前』は得意でしょ?」

 『それは間違った日本の知識だよ……。

  プレゼントとは呼ばない』

 「そうなの?

  それならどうしたらいい?」

 『相手の好きなものをプレゼントするのはどうだ。

  私はその二人について詳しくないが、ネリーならばわかるんじゃないか?』

 「好きな、もの?」


 最近の淡との関係は良好だ。

 というか、淡が勝手にマシンガントークしてくる都合上、放っておいても話は続く。

 だからこそ知ろうとも思っていなかった淡の個人情報をたくさん知っている。

 もちろん、淡の好きなものだって知っている。

 ーーだが



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