過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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493: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/11/02(水) 15:16:29.47 ID:oSC/JdPfo

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 「もー、お布団がぐちゃぐちゃじゃないですかー」


 布団のシーツを取り、敷き布団は外に干す。

 こんな時、自分の小さな体が恨めしい。

 もう少し大きければこう言った作業も楽なのに。


 「まずは上からですねー」


 布団だけで結構な時間がかかってしまう。やっぱりもう少し身長が欲しい。

 なんとか終わらせ、次は掃除だ。

 常日頃から使っている場所から、あまり使わない場所まで雑巾で軽く拭く。

 汚れを下に落としたあとは掃除機でまとめて吸い取る。


 「あー、今日は家計簿もつけないといけないですねー」


 須賀家の財布は初美が握っている。

 もちろん、家計簿をつけているのも初美だ。

 旦那の交遊費以外の費用は全て領収書を保管し、数字を合わせる。

 旦那の交遊費に関しては何にお金を使っても一切関わらない。それが初美の決め事だった。


 「そりゃそーいうお店とかに使ってたら怒りますけどねー」


 趣味にかかるお金は干渉しない。それが夫婦円満の秘訣だと思っている。

 いつもお小遣いをねだってくるが、一体何に使っているのだろうか。

 旦那も旦那であまりお金を使わないし、物が増える様子もない。

 お菓子などもあまり買わないように言ってある。老後のためだ。


 「まぁ、あんまり気にするのも良くないですね」


 気持ちを切り替えて通帳とにらめっこ。

 着実に増えていく貯金に、思わず破顔する。

 初美には一つ夢があった。


 「これで、大学に行って欲しいですねー」


 そう、それは子供を大学に入れるための貯金だ。

 初美は小さい頃から厳しい家庭環境に置かれ、高校卒業後も巫女の務めなどで大学に入っていない。

 そんな初美の夢は自分の子供を大学に入れることだった。

 叶うのならば思いっきり大学生活を謳歌して欲しいと考えている。

 もっとも、普段の子供たちには厳しい母親であることを務めている。

 旦那も含め、誰も知らないだろう初美の夢だった。



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