過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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64: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/19(月) 19:53:17.12 ID:1586Tagpo

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 「麻雀も、ちゃんとやる」

 「はい」


 もう頭の中はそれどころではないのだが、ない頭を必死に絞って麻雀をする。

 高校一年に始めてからずっと続けているものの、実力は未だに芳しくない。

 その実力はというと、『普通の中級者』だ。

 常識的な考えならば何も悪いことはないのだが、いかんせん周りの実力がかけ離れすぎている。

 宮永咲を始めとした清澄メンバーに、大学最強の雀士の名を欲しいままにする宮永照。

 あとは麻雀の垣根を越えてオカルトが発展したため、照と普通に打てるほどになっている小瀬川白望。

 どうしても自分が劣っていることを認識せざるを得ないのだ。

 もっとも、それを特に気にしていることはない。ただ、自分はあまり上手くないと思ってしまうだけだ。


 「また雑念が混じってる」

 「あうあう」

 「京?」

 「なんでもないです、はい」


 ーーその雑念は目の前の白望さんが生み出しているんですがねぇ!

 心の中で叫ぶが伝わらない。いつだって肝心な時だけ伝わらない!

 男は女心がわからないと言われるが、女の子だって男心がわからないだろ!


 焦りが熱を生み出し、京太郎の頬を赤く染める。

 それを知ってか知らずか、白望は身じろぎをしてベストポジションを探し出す。

 触れる体。擦れる柔らかい肢体。刺激する女性の匂い。

 全てが京太郎を欲情に誘う。

 そもそも白望はいつも無防備すぎるのだ。

 どうせ自分のことをお世話がかりか何かとしか思っていないくせに、こんなことをする

 いや、これは誘っているのではないか?

 どう考えても誘っていると思う。

 白望は誰にでもこういうことをするような痴女ではない、と思う。


 「京、息が首筋にかかって……っ!」

 「!?」


 恥ずかしそうに喘ぐ白望。

 普段のクールな姿がどこかに行ってしまっている、誰にも見せたことのないだろう姿。

 ギャップにやられそうになりながらも、必死に牌を切る。


 こ、これはヤバい……ッ!!



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