過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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711: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/12/10(土) 21:45:09.29 ID:/bw8oZ8Fo

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 そんな風に考えていたら、憧がニヤニヤしながらこっちを見ているのに気づいた。


 「しずー」

 「な、なんだよ」

 「百面相しちゃって、だーいーたーんー」

 「な……っ!」


 顔に出ているのをしっかり見られたようだ。

 一体どんな顔をしていたのだろう。


 「まったく、どっちが『少女漫画みたい』よ。

  しずのほうがリアルに少女漫画みたいな付き合いしてるくせに」

 「う、うるさいな」

 「須賀くんが喜んでくれるなら、ちょっとやってみない?」

 「い、言われなくても」


 和から色々聞いていると、京太郎は女の子らしい女の子が好みらしい。

 今の自分を無理に変えようとまでは思わないけれど、ちょっとくらいのお洒落ならするつもりだ。

 さすがに憧ほど気合を入れたものとなると難易度が高いけど。


 「そーいえば、憧は勉強大丈夫なの?」

 「ボチボチってとこね。

  そんなに躍起になって行くようなレベルの場所じゃないから」

 「あれ、憧って頭いいからすごいとこ狙うのかと思ってた」

 「偏差値は高いわよ。

  でも、大学以外にも目標出来ちゃったからね」

 「へぇ?」

 「だからとにかく頭いい大学に行こうって気は無いの」

 「そうなんだ」


 ちょっとだけ一緒の大学に行きたいな、なんて思ったけれど口には出さない。

 口に出さないあたり自分でも成長したと思う。

 かつて中学時代、憧に無理を言って阿知賀に来てもらった負い目がある。

 あの時は前だけ見て突っ走ってしまったが、こうして勉強し始めるととんでも無いことをしてしまったと思うようになった。

 大学受験は人生の転換点だ。その後の人生にも大きく影響する。

 それなのに『和と遊びたい』なんてふわふわした理由で誘ってしまった。

 後悔とまではいかないが、ちょっと負い目に感じてしまうのも仕方ない。



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