過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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787: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/12/25(日) 01:04:47.24 ID:LV62y1O+o

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 ……
 …

 「ううっ、お姉ちゃんに怒られちゃった……」


 松実玄は素直な子である。

 普段はワガママを言うこともなく、父や姉に従っていた。

 家が忙しくなくても家の手伝いは欠かさないし、心配されるようなことをした覚えはない。

 そんな玄が初めてワガママと言うか、自分の意思で好きになった相手が京太郎だ。


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.{i:{:: :ハ::.: 込{.::l :'.,l.    (_`チ  _,ノ./|.    「えへへ、好きになっちゃったんだよね」
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 恋をすると言う気持ちがどんな気持ちかわからなかった。

 でも、京太郎と会うとなんだか楽しかった。

 楽しいと言う気持ちはふわふわした気持ちに変わって、ぼんやりと胸が温かくなった。

 気づけば京太郎のことを支えたいとすら思っていた。


 「でも、さすがに今回のは困らせちゃったよね……」


 だからこそ京太郎が一緒に働いて手伝ってくれると聞いて嬉しかった。

 自分の都合でクリスマスを過ごせなかったのに、それでも一緒にいてくれると言ったのだ。

 思わず喜んで姉に相談したら、珍しく叱られてしまった。

 よく考えてみれば姉の言い分は最もで、返す言葉もなかった。


 そうなれば心配なのは京太郎だ。

 自分が浅はかだったせいで京太郎にも嫌な思いをさせてしまっただろう。

 最初から姉の言っていたことを京太郎に伝えて静止しておけば良かったのだ。

 これが繁忙期でなければきっと手伝いをすると言うことを止めはしなかっただろう。


 「ううっ、私ってダメダメだよ」


 行動に移すとあまりいいことが起きない。

 未だに自分に自信が持てないのだ。

 人に嫌われないように、人のために生きてきたからこうして叱られることに慣れていない。

 正論で叩かれたことは玄の心に重い影を落としていた。



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