過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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91: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/21(水) 20:11:08.80 ID:Y+t+YpzBo

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 ……
 …

 「なるほど!

  そういうわけなんですね」

 「……え、信じてくれるの?」


 オドオドしながらもなんとか説明する。

 相手が京太郎似でなければどもり症が発病していただろう。

 しかし京太郎はたどたどしく喋る霞にゆっくりと付き合った。

 決して急かしたりせず、喋れなくなった時にもじっと待ち、先ほどの詰め寄るような雰囲気もどこへやらだ。


 「それはもちろん。違う世界でも霞さんは霞さんです。

  自分の嫁さんを信じない旦那さんがどこにいますか?」


 キュンときた。めっちゃ抱かれたくなった。

 一瞬、自分も石戸霞だから浮気に入らないのではないかと思ったが、あまりに真剣な彼の表情に冗談すら言えそうにない。


 「先ほどはすみませんでした。

  その、ちょっと口には言えない状況でして、追っ手かと」

 「追っ手?」

 「ははは」


 軽く説明するがそれ以上は決して口に出しそうにない。

 朗らかに笑っているが、相当な修羅場を潜っているのだろう。

 明らかな人生経験の違いを感じさせた。


 「俺は嫁さんを探さないといけないんですが、何か心当たりはありますか?」

 「そ、そう言われても……。

  あ、それなら神様に聞いてみますね」

 「神降ろしが出来るんですか?」

 「?

  ええ、もちろん」


 『石戸霞』なら出来て当たり前だと思うが、彼はどこか寂しそな顔をしている。

 しかしその表情を見せたのは一瞬で、すぐにまた微笑みを向けてくれた。キュンとした。濡れた。


 「でも、なぜか神様との繋がりが薄くて……。

  全く途切れていないわけではないんですけれど、か細い線で繋がっているような感覚なんです」

 「もしかして、神降ろしって日本じゃないと出来なかったりします?」

 「え、ええ」


 京太郎が何を言っているのかわからない。

 バツが悪そうに頭を掻いている。



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