過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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953: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/01/12(木) 19:33:13.08 ID:bLxaTMkeo

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 ……
 …

 「じゃあ行って来ますね」

 「待ってまスヨ」


 一緒に行って見たい気もするが、面倒に巻き込まれたくないので待っていることにする。

 そんなメガンの心配を嘲笑うように二人は現れた。


 「あのー、臨海の雀明華さん、ですよね?」

 「えっ、なに、咲の知り合い?」

 「!?」


 先に声をかけて来たのはあちらだった。

 おずおずと自信なさげに声をかけるのがとても宮永咲らしい。

 きっと彼女の中では『間違っていたらどうしよう』などという思いが篭っているのだろう。


 「宮永さん」

 「(咲に親しい知り合いなんていたのかっ!? しかも美人!)」

 「お、お久しぶりです。明華さん」

 「(マジで知り合いじゃねーか!?)」


 こうなれば困惑するのは京太郎の方だ。

 言っては何だが、中学時代はほぼ自分と一緒に行動していたのが宮永咲だ。

 そんな咲に自分と共通ではない知り合いがいたということに驚愕する。


 「しかも美人」

 「ム……」

 「……っ!」


 明華をまじまじと見て美人なんて言い出す京太郎。

 それに気づいてから明華はポッと少女漫画のように顔を赤らめ、とあることに気づく。


 「め、メグちゃん。ちょっと待っててもらってくださいっ!」

 「えっ?」

 「ぅひ?」


 いきなり脱兎のごとく逃げ出して何処かへ行く明華。

 残る三人はぽかんと残された。


 「ど、どうしろと……」

 「えー、あー、何だかわからないけれど、俺は須賀京太郎って言います。宜しくお願いします」

 「あ、こちらこそ」

 「み、宮永咲でしゅ!」

 「咲、お前なぁ……」


 かろうじて京太郎のコミュ能力で切り抜けたのであった。



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