過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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978: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/01/19(木) 18:16:31.58 ID:0o0ilIvEo

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 「それはそうと、須賀くん。

  昨日渡した教本は読みましたか?」

 「えっ。

  あー、まぁ、一応……」

 「そうですか。

  なるべく早く読んでくださいね。わからないところがあれば教えますから」

 「善処します」


 心がチクりと痛む。実はまだ読んでいない。

 忙しい中、善意で麻雀を教えようとしてくれているのに雑用を言い訳にしてサボっているのは良くない。

 良くないとは思うが、男子高校生としてやりたいことがたくさんあるのも事実。


 麻雀に全てをかけている和たちと違って、俺は麻雀をお気楽にやっている。

 きっとそう言えば優希たちにはどうとも思われないだろうが、和には失望されかねない。

 清澄高校麻雀部の輪を乱したくないと言う理由と、和に嫌われたくないと言う理由で黙っているけれど。


 「また雑用をしているんですか?」

 「俺は男だしね」

 「みんなで分ければ男女関係ありません。

  私たちにも言ってくださいね」

 「そんなこと言われると頑張っちゃうんだよなぁ!

  和は優しいなぁ!」

 「そうだじぇ!

  のどちゃんは天使だ! 私の嫁だ!」

 「ゆーきったら、もう……」


 ニコリと笑いかけてくれる和に癒される。

 俺が雑用をやっているのは女子ばかりと言う少しの居心地の悪さを誤魔化すための方法でもある。

 みんなは優しいからあまり気にしないでいてくれているけれど、やっぱり気まずいものは気まずい。

 この前、女子会でケーキバイキングに行くときに当たり前のように俺を誘ってくれたのは嬉しかったけれど気まずかった。

 一回目はなんとか逃げたけれど、わざわざみんなでお金を出し合って二回目を企画してくれたんだから頭が上がらない。


 「でも、雀卓を担ぐのはやりすぎですよ」

 「アッハッハ。ちょっと調子に乗っちゃって」

 「雀卓が壊れたら危ないです」

 「雀卓の心配!?」

 「雀卓は高いんだ。京太郎の体よりな!」

 「ヒデー!?」

 「保険も効きませんしね」

 「和ぁー!?」


 和は意外とこう言うボケにも付き合ってくれる。……ボケだよね。本気で言ってないよね!?

 お堅いイメージがあるけれど、意外とお茶目なのが和なのだ。



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