過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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981: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/01/19(木) 18:17:58.80 ID:0o0ilIvEo

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 今日も須賀くんといっぱいお喋りできて満足です。

 須賀くんは私にとって『初めての男の子のお友達』です。

 今まで女子校を多く経由し、転校ばかりだった私はとても友達が少ないです。

 しかし、そんなことを気にせず須賀くんは私に話しかけてくれました。

 最初こそ見た目のこともあって怖かったのですが、ゆーきと楽しそうに話す須賀くんはとても優しい人でした。

 その輪に私も混ぜてもらうと、今までにない充実した日々を過ごすことができました。

 そのことをゆーきに話すと


 『なぬ、和ちゃんが京太郎に興味を持っているだと!?』

 『ええ、彼と一緒にいるとなんだか落ち着きます』

 『ムムム……、和ちゃんが恋する乙女になるとは』

 『恋、なんでしょうか?』

 『よーし、ゆーき様が一肌脱ぐじぇ!』


 なんて言い出して、私と須賀くんの仲を取り持ってくれるようになりました。

 最初はゆーきにノせられていた感が強く、好きと言う気持ちも自覚していませんでした。

 しかし、そう言われてしまうと気になって目で追うようになってしまいます。

 まだ自分の中で気持ちの整理がついていませんが、『彼だったらいいな』なんて思うようになったのです。

 それから私は『積極的なアピール』を続けているつもりなんですが……。


 「でも、須賀くんも楽しそうでしたよ?」

 「京太郎は人の前でドン引きしたりしないじぇ。

  割とコミュ力高いし」

 「難しいです」

 「いや、フツーにしてればいいんだじょ。

  なんでiPSとか言い出したんだじぇ」

 「博識の女の子をアピールするべき、と旧友に聞きまして」

 「おう、その旧友ぶん殴っていいか?」


 真顔で言うゆーき。

 困りました。憧の命が危険です。


 「まぁ、のどちゃんは昔からそー言うところあるからなー。

  私にも言ってたし」

 「時事ネタは世間話の鉄板じゃないですか」

 「それ、焼き土下座するようの鉄板だじぇ。

  いきなり同性愛を仄めかしてどーするつもりなんだー?」

 「……どっ!?」


 なんてことを言い出すんですか!?



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