過去ログ - 瀬名詩織「海沿いにて」 -SS速報VIP

過去ログ - 瀬名詩織「海沿いにて」

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11:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:22:52.83 ID:tR4Ne5Dx0
モバP「こうして詩織の白くて綺麗な指を見ているとおわあっ？！」

あ…ついコップを持っていた手を離してしまった…

モバP「っぶな！おっとっとぉ…」

以下略

12:>>11訂正[saga]
2016/09/17(土) 21:23:52.96 ID:tR4Ne5Dx0
「こうして詩織の白くて綺麗な指を見ているとおわあっ？！」

あ…ついコップを持っていた手を離してしまった…

「っぶな！.コップを落とすところだった…」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:24:29.00 ID:tR4Ne5Dx0
私は「ずるく」なった。
それでもやっぱりモバPさんの「ずるさ」には敵わない。

肌が白いからすぐに分かるといつも言われる。

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:25:02.80 ID:tR4Ne5Dx0
「照れて……」

「あっ…！」

こうなったら一か八か…私は声を上げて海を指差した。

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:25:54.73 ID:tR4Ne5Dx0
「NOOOOOOOO！！」

モバPさんの声が海に響いた。

「お、おまっ…！おまっ…！」

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:26:38.54 ID:tR4Ne5Dx0
「はぁ……もう本当…詩織は……変わったな」

モバPさんは大きなため息を吐いた。

「出会った時とはまるっきりの別人だ…」

以下略

17:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:27:20.52 ID:tR4Ne5Dx0
「逆…？」

どんな答えが返ってくるかは分かっているけど…モバPさんの口から聞きたくて。

「よく笑うようになった詩織を魅力的だと思わない男がいるもんかよ」

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:27:48.27 ID:tR4Ne5Dx0
「ん…！美味い…」

「お粗末様……なんて…ふふ…」

誰かに喜んでもらう…その喜びを教えてくれた人。

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:28:25.86 ID:tR4Ne5Dx0
「この海がモバPさんの故郷…なのよね…？」

「おう」

「モバPさんは……どんな子ども……だったの…？」

以下略

20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:29:00.26 ID:tR4Ne5Dx0
「まさかそんなガキンチョがアイドルのプロデューサーになるなんてな…人生ってのは分かんないもんだ」

「私だって…考えたこともなかったわ……アイドルなんて…」

最初にスカウトされた時はとても驚いたの。

以下略

21:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 21:29:45.12 ID:tR4Ne5Dx0
「私ね…アイドルになって……よかったわ」

潮風はいつだって私の背中を押してくれる。

「アイドルになって……たくさんのファンに認めてもらえるようになって……」

以下略

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