7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:41:17.77 ID:CHRKUnfE0
「……好き」
「好きです」
「大好きです」
口の端から言葉を漏らしてしまいながら、先へ。こちらへ手繰り寄せ、こちらから出向き、口付けを繰り返しながら先へ先へと。
口内から解放された指先、そこから架かり伸びる透明な糸を舌で絡め取って千切り落としながら、唇を手のひらへ、手の甲へ、それぞれ触れさせ、口付ける。
手のひらのぷにぷにと柔らかい弾力を、手の甲のごつごつと骨ばった硬い感触を確かめて、それらを私で塗り上げながら、それらで自分を満たしていく。
そしてその満たされた感覚を胸に抱きながら更に上へ。手首を通り、腕を伝って、肩へまで。雨を降らすように何度も何度も、幾度も幾重にも口付けを落としながら進んで、降らし注がせた場所そのどこもが私で塗られ染め上げられるように濃く深く触れながら進んで、そうして肩へまで至る。
「プロデューサーさん、大好きです……」
唇と共に身体を――胸を、お腹を、足を這わせて前へ。唇を肩へと至らせるため、胸をプロデューサーさんの胸元へ、お腹をプロデューサーさんのお腹の上へ、足をプロデューサーさんの足へと絡めて、そうして上へ乗り、重なって繋がり、一つに。
上半身と首を少し横へ傾けて口付け。肩へと唇を落として、それから、今度はそこへ頭を乗せる。
無防備に敷かれ、私を受け止めてくれるその肩へ頬を。硬い骨の感触にいくらかの痛みを感じながら、けれどその感覚の比じゃない、比べ物にならないくらい大きく心地のいい感覚を身にして確かめて。そうしてその状態で愛しい愛おしいこの人の顔を、少し寝苦しそうにかすかな歪みを浮かべたプロデューサーさんの寝顔を――寝ているのかどうなのか、けれど眠りに落ちているような意識のない無防備な表情を、見て、眺めて、愛おしむ。
私の好きな人。
私の大好きな人。
私の恋する、愛おしい人。
その人の、プロデューサーさんの顔を、視界へ。
もうそれだけしか見えない。見えてない。見ようとしてない。それくらいの、そんな、どうしようもないくらいの熱を込めて、見つめる。
じっと、じいっと、ずっとじっと。
片手で柔らかく、這い回り舐め上げるように胸を。少し早い鼓動を刻むプロデューサーさんの温かで大きな胸を撫でながら。撫でて、時々爪を立ててみたり、時折指先でつついてみたり、指の間で薄いシャツごと軽く肌をつまんでみたり、思うまま、無意識に身体が動くまま遊びを交えて、そうして撫でながら見て、見つめる。
瞳に好意を帯びさせ、視線に愛を込めて、見つめる先の想い人へこの胸の中に溢れる想いのすべてが伝わるようにと願いを掛けながら。
ゆっくりと、じっくりと、たっぷりと。
愛を、尽くして注ぐ。
16Res/28.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。